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糖尿病と甘味料入りの飲み物
糖尿病になると、基本的に甘いものは制限される。
その理由は、糖分が関係しているからだ。一般的には甘いものを取ることと、糖分を摂ることは同義である。
では、糖分を含んでいない甘いものを取ることは、糖尿病にとっていかがなものだろうか。
例えば、カロリーゼロの飲料がある。コカ・コーラゼロ、などはその代表的なものだと思う。
コカ・コーラゼロは糖尿病に悪いか?と単純に聞かれれば、答えはNo
人工甘味料が直接糖尿病に悪影響を与えることはないといわれている。
人工甘味料は糖分ではないため、血糖値を上昇させないからだ。
しかし、人口甘味料によってインスリンの分泌がされてしまうという恐ろしい実験結果もある。一番下に追記あり。
人工甘味料とはなにか
では、そもそも人工甘味料とは何なのだろうか。
甘味料とは、食品や飲料に甘みを付け加えるための調味料のことだ。
甘味料には天然甘味料と人工甘味料の二種類がある。
名前ですでに分かるが、前者は自然界に存在する、例えば植物に含まれる甘みの成分を抽出することで作った甘味料、後者は自然界に存在しない化学的に作られた甘味料である。
人工甘味料では、アスパルテームやスクラロースが有名で、スクラロースは砂糖の600倍以上の甘みがあると言われている。
さて、じゃあこれが体に良いのかと言うと、良いとは言えないだろう。
確かに血糖値を著しく上昇させるような糖分ではない。しかし、その危険性はさまざまなところで叫ばれており、それを否定するような研究があるわけでもない。安全性が確認されていないのだ。
例えばアスパルテームであれば、ポリープの発生や骨格の異常、内臓の肥大、脳内伝達物質の変化、生殖障害、脳の異常、などなど、上げればきりがないほど、神経系や内臓、目などの感覚器や精神・心理面などにも悪影響を及ぼすと言う科学者の意見があがっている。
これらすべてを確証する研究結果を発見することはできなかったが、同時に否定する研究結果も見つけられなかった。
スクラロースにも、ここでは上げないが人体に悪影響を及ぼすという言説がたくさんある。
本当に糖尿病でも大丈夫なのか
ここまでくると、本当に人工甘味料が血糖値を上昇させないのかということまでが分からなくなってくる。
とあるサイトには、「ラットに人工甘味料を与えた結果、インスリンの分泌が確認された」という情報もあった。
血糖値は上がらないが、脳が甘みに反応してインスリンの分泌が行われるという可能性があるのである。
血糖値をコントロールするインスリンに異常を起こさないためにも、当サイトは人工甘味料の摂取はおすすめしない。
追記-2015/10/02
新しい情報が得られたので、上記に加えて人口甘味料と糖尿病について述べたい。
どうやら、人口甘味料は、血糖値のコントロールのシステムを崩壊させるおそれがあるようだ。
人の体は常に正常値の血糖を目指してコントロールするようになっているが、人口甘味料を摂取することでその仕組みが狂ってしまう。シカゴ大学で行われたマウスを用いた研究で、10週間にわたって人口甘味料を与えられたマウスは、グルコース(糖質)への耐性が強まり、わずかな量のグルコースに反応しやすくなるそうだ。つまり、糖分に過敏に反応する体になる。
それをふまえると、人口甘味料で甘さを加えた清涼飲料水などは、糖尿病を悪化させる恐れがあるといえるだろう。