糖尿病の種類

糖尿病の種類

糖尿病の種類はこれまで、次の4つに分類されていた。

①インスリン依存型(Ⅰ型)糖尿病
これは、インスリンを分泌する膵臓のベータ(β)細胞がは秋され、インスリンが枯渇してしまうために血糖値が上昇する糖尿病で、治療は不足しているインスリンを注射によって補わなければならない。若い人に多い糖尿病である。Ⅰ型糖尿病ともいわれてきた。

この糖尿病の場合は、先天的な部分が病の原因である。

②インスリン非依存型(Ⅱ型)糖尿病
日本人の糖尿病患者では、その約90%がこのインスリン非依存型糖尿病で、中高年になって肥満や運動不足が重なり、インスリンの作用が不足し、慢性的な高血糖の状態になる病気である。Ⅱ型糖尿病ともいわれてきた。

成人病も低年齢化していて、私の場合(1990年代生まれ)、中学や高校性の頃、同級生に糖尿病で尿検査に引っかかている生徒がいた。

③栄養障害関連糖尿病
栄養不良が原因でおこる熱帯地方にみられるタイプで、日本人にはみられない。日本人の場合栄養不良どころか栄養過多(脂質と糖質)で糖尿病になっている。

④その他の糖尿病
特殊な病気が原因で起こる糖尿尿である。二次性糖尿病といわれるものがほとんどである。膵炎やステロイド薬の副作用、感染症、バセドー病によるものなどがある。

これらの4つの分類の名称のうち、新しい分類では①インスリン依存型(Ⅰ型)糖尿病を1型糖尿病、②インスリン非依存型(Ⅱ型)糖尿病を2型糖尿病と呼ぶようになった。③の栄養障害関連糖尿病は分類から除かれ、三番目の分類(特定の原因によるその他の型)の中に最近分かってきた遺伝子異常による糖尿病が含まれている。四番目に「妊婦糖尿病」が分類されている。

糖尿病と飲み物

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